LTと自己紹介

これは

adventar.org

の7日目の記事です。

プレゼンテーションの機会

データ分析界隈にいて、プレゼンテーションをする機会が多数あります。分類すると

  • 会社名でセミナー登壇
  • 会社名で小規模な相談会の対応
  • 会社名で営業プレゼン
  • 個人名で読書会登壇
  • 個人名で勉強会登壇
  • 個人名でLT登壇

の6つです。来週にも

data-refinement.connpass.com

こんなイベントの主催、登壇の予定があるので今後は更に

  • イベント主催者としてのプレゼン

も行います。さて、プレゼンテーションの中身はともかくとしていつも悩むのが自己紹介です。交流会や飲み会での自己紹介も得意ではありませんが、それは流れの中で何とか誤魔化せます。しかし、プレゼンテーションの中の自己紹介はたくさんの耳目が集まっているので、そうはいきません。

 

プレゼンテーションの流れ、ベストプラクティス

プレゼンテーションの本を色々読むと、大体、次のような流れがベストプラクティスとされています。

  1. プレゼンテーションの目的
  2. 時間帯と進め方
  3. 自己紹介
  4. 概要説明
  5. メイン
  6. まとめ
  7. 質疑応答

自己紹介は三番目に来ます。ただ、これは少なくとも20分は時間が取れる場合であり、LTだと

  1. タイトル
  2. 自己紹介
  3. メイン
  4. まとめ

こんな感じになります。いずれにしても

「何を話すか」と「実際の内容」の間に挟まれる、それが自己紹介の定位置です。

そして目的ですが、

news.mynavi.jp

「なぜ私がこのプレゼンテーションをする必然性があるか」を説明するために自己紹介を行うのです。

 まさにこれが、自己紹介の目的です。

例えば、営業提案の中の自己紹介であれば

私はこういう経験とスキルがあるので、あなたの課題を解決する最良の者です

ということを伝えます。

セミナーの中の自己紹介であれば

このお題に関して私は長い間研究し、事例に触れ、普通の方法では手に入らない現場の知見を知っているので、とっておきの情報を提供できます

ということを伝えます。

 

自己紹介のアンチパターン

さて、自己紹介にはアンチパターンがひとつあります。それは

安易な言葉やスライドの使いまわし

です。

「待てよ、あの著名なプレゼンターはいつも同じ自己紹介をしているじゃないか」という反論があるかもしれません。でも、よく考えてみてください。その方のプレゼンテーションを複数並べて比較すると

  • 同じようなテーマ
  • 同じような内容
  • 同じような聞き手

ではないでしょうか。それならば、自己紹介の目的も同じなので、言葉やスライドを使いまわしても構いません。

 

でも、テーマや内容、聞き手が変わるならば、自己紹介の目的も変わります。必然、言葉やスライドも変えないといけません。

 

アンチパターンを避けて、聞き手にちょうど良い自己紹介をしましょう!